第七章 自分の健康は自分で守る時代に、耳つぼは簡単なセルフメディケーション方法
【かわいい耳つぼシール】とほぼ同時期に台湾からラインストーン付の耳つぼシールが日本に入ってきて、世の中では耳つぼジュエリーが注目されるようになりました。
当社にもオリジナルパッケージのご依頼を多数頂きましたが、同時に、「耳つぼの位置」に関するお問い合せもたくさん頂戴しました。
当社は2001年から耳つぼの事は長年鍼灸学校で教鞭をとられていた星野忠宏先生に教わっておりましたので、相当なノウハウが蓄積されておりました。さらに、耳つぼ+【貴宝石つぼシール】の効果もたくさん実績がございました。
「今まで1人でお伝えしてきたが、私も50代半ば、いつまでも1人ではできない」
「耳つぼが健康によいことはもう分かっているが、そんなに他人から求められるのであれば、しっかりした組織を作って、この技術を伝える人材を育ててはどうだろう?」
「耳つぼでこの国の肥満を減らし、セルフメディケーションが普及するのでは?」
そのように考えるようになり、関連会社におりました次男の真介に話しましたところ、「それなら協会を作ってこの技術を広く知っていただこう」ということになりました。
次男は若い頃、自律神経失調症と精神的な鬱傾向に悩んでおりましたが、中国伝統医学によって劇的な改善をした経験を持っています。
そして彼自身も国際中医師の資格を取るなど、耳つぼや中医学のことを研究しておりましたので、彼が協会の代表に適任と判断しました。
そして2010年に設立したのが「一般社団法人 中医学耳つぼ美容協会」です。
現代の耳つぼの考え方はフランスのポール・ノジェ博士に始まりますが、当社の耳つぼは中国伝統医学(中医学)の考え方を色濃く反映しております。
ですから、少しかたい印象を持たれるかも知れませんが、名前に「中医学」を入れ、「中医学に基づいた耳つぼの美容法をお伝えする協会」ということでこの名前にしました。
おかげさまで当協会は「安全な道具を使い、お客様に真摯に寄り添う」、そんな素晴らしいセラピストの方々に選んで頂いております。
「粒を使った耳つぼシール」や「サプリメントを用いた耳つぼダイエット法」を学んだセラピストの中からも、「お客様には安全で効果の高いサービスを提供したい」と思われる志の高いセラピストから選んで頂いております。
当協会は講座の再受講を何度でも無料にしたり、施術の練習会や勉強会を開催したりするなど、できうる限りのサポートを行い、御縁を頂いたセラピストの皆様がもっと活躍して頂けるように支援しております。
このような当社のモデルが2017年の協会アワードにて、「最優秀ビジネスモデル」として表彰して頂けました。
2017年からは、当協会で学ばれた受講者の皆様が仲間を作って活動しやすくなる委員会を創設しました。また、耳つぼのエビデンスを集める研究も委員会を通じて今まで以上に行っております。
現在、耳つぼの知識・技術部門は協会が行い、道具の供給は当社が行うという、両輪体制で事業を営んでおります。
そして、耳つぼの技術を伝えてくださる講師の方々、耳つぼの施術を通して人々を癒やしてくださるセラピストの方々、耳つぼをセルフメディケーションに使ってくださる一般の方々に対し、私共でできる限りのサポートを考え、行ってまいります。